"J PROJECT LIVE vol.2" LIVE REPORT vol.1
今回から6回に渡り、
2011年5月21日原宿ラドンナにて行われた
J PROJECTとして2回目のライブとなる
『"J PROJECT LIVE vol.2" 〜Let’s Get Together Now〜
supported by SUBWAYS 』
のレポートをお届けします。
今回会場となったラドンナは
いわゆる“裏原”という、
ちょっと意外な(?)ロケーションにあるライブハウスだ。
エントランスから高級感があり、
会場のつくりも含め"Blue Note"タイプの店といえるだろう。
前回、昨年9月に弁天で行われた
J PROJECTとしての初ライブから約8カ月。
どのような進化を遂げているか非常に楽しみだ。
19時オンタイムで会場が暗転。
ステージバックにオープニングムービーが映し出される。
今回のオープニングムービーは
J PROJECTのコンセプト、
主宰者である丸山純と出演者とのコネクションを表現した
メンバー紹介によって構成されている。
いつもながらオシャレで凝った映像だ。
バンドメンバーがステージ登場。
ステージ右手から
ギターのfutoshi、パーカッションのハル松本、
ドラム石川英一、サックス千原"チハラッチ"孝文、
ベースのシミズケイイチ、
そしてピアノ・キーボード高井"AO"智正の6人。
映像終了し、カウントが鳴り響き1曲の演奏がはじまった。
サックスの千原をフィーチャリングした
インストナンバー"the triangle"だ。
ゆったりとした3拍子のリズムが心地よい。
スクリーンには幻想的なイメージ映像が投影され、
楽曲の持つ雄大さとのマッチングが素晴らしい。
メロディーメーカー千原のセンスが光る
オープニングにふさわしいナンバーだ。
そして、"the triangle"終了とともに、
ドラム&コンガのビートがはじまり、そのグルーブに乗せて
コーラスのお馴染みthe imitations
junco & ayumiが登場。
そして、ひときわ大きな歓声の中
丸山純がステージ中央に。
2曲目は"sweet inspiration"。
8ビートロックを基調としながらも、
コンガが効果的に使われており、
独特の色気のある楽曲に仕上がっている。
石川のグルービーなハネたビートから
3曲目の"foxy lady"がはじまった。
2曲続けて石川&ハルの強力グルーブが
前面に出た曲の演奏で、
会場のオーディエンスも早速
気持ち良くカラダが動き出してきたようだ。
オープニングから3曲とも
前回ライブでも演奏された楽曲だが、
ハル松本のパーカッションを加えた新アレンジで
大幅なクオリティアップを感じた。
オーディエンスをいきなりJ PROJECTの音楽ワールドに
グッとに引きつけるパフォーマンスだった。
Reported by 326
Photo by Ikeda