大切なのは、”スピード”
昨夜、
バーナード・パーディ&チャック・レイニーのライブを
ナメちゃんと見に行ってきました。
場所は六本木ミッドタウンに新しくできた”Billboard Tokyo”。
ここのこけら落しは”スティーリー・ダン”でしたね。
チャージが2万だか3万だかで、
オレはドン引きしたけど。。。
バーナード・パーディ&チャック・レイニーは、
いわずと知れた、
数え切れない名演を生んだ、
音楽界最強のリズムセクションです(オレ的には)。
特にチャック・レイニーは
オレの”the most favorite bassist”であります。
彼のうねる16ビートのグルーブは、永遠の目標です。
それと彼の得意技のひとつの”ダブルストップ”も
自分のプレイスタイルのひとつになっています。
昨夜の公演では、
”Peg”、”Home at Last”(スティーリー・ダン)
”Rock Steady”(アレサ・フランクリン)
という彼らの超名演を聴くことができました!
*”Peg”のドラムはパーディじゃなく、リック・マロッタだけど・・・
あのドライブ感は健在で、
ホントにサイコーでした。
彼らの演奏を聴いて(見て)、
改めて学んだのは、
「”パワー”じゃなく、”スピード(瞬発力)”だ!」ってこと。
パーディのスネアを良く見てたんだけど
テンポにあわせてスティックを振り上げて、叩くのではなく、
スネアを叩く一瞬前に振り上げて、
すごいスピードで、スネアを叩いてました。
オレの席からはチャックの指が
よく見えなかったのが残念なんだけど、
きっと同じなんだと思う。
わが師福田郁次郎氏からも、
「弦をはじくチカラじゃなく、
弦に触れてから、指を振りぬくスピードが重要なんだよ」
との教えをいただいており、
今一度その意味をかみしめました。
これって、
楽器だけでなく、歌にも、
もしかすると、
スポーツにも共通していることかもしれないですね。
kei.s