J PROJECT LIVE vol.4 LIVE REPORT <第3回>
the imitationsのステージが終わり、
紹介VTRが流れ、
1人目のゲストボーカリストのひとり
渡部沙智子がステージに登場。
1曲目は
チャカ・カーンの大ヒット曲
"Whatcha' Gonna Do for Me"。
客層(年齢層)にはバッチリの選曲、
おなじみの楽曲に会場も盛り上がりを見せる。
渡部沙智子は
繊細さとパワーを併せ持った魅力的な歌声を聞かせてくれる。
特に、この曲の千原のサックスソロ前の展開パートでの
ハイトーンボイスは本家チャカ・カーンを彷彿とさせる
素晴らしいパフォーマンスだった。
渡部沙智子と丸山純は
10年ほどヴォーカルグループSinging In the Parkで
活動を共にしてきた。
また、
自身も多くのアーティストのスタジオ、ライブサポート等で
活躍をしてきており、
子供向けの音楽からプログレのような即興演奏まで
その活動は実に幅広い。
1曲目を終えてMCへ。
堂々としてステージパフォーマンスとは
対象的(?)な、とても親しみややすい
キャラクターで、会場も和んだ雰囲気に。
そして、
2曲目は丸山純とのデュエットによる
"Up Where We Belong"。
「愛と青春の旅立ち」のテーマソングと言う方が
なじみ深いだろう。
ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズによる
デュエットバラードの名曲だ。
AOの印象的なピアノイントロが始まると
会場から歓声が上がる。
おなじみの(?)丸山純のジョー・コッカー節と
渡部沙智子のクリスタルボイスのコントラストは
本当にこの曲にマッチしており、
素晴らしいふたりのデュエットだった。
曲は後半に向けてより感情がこもっていく。
この曲もまたこの客層(年齢層)にはど真ん中という感じで
オーディエンスは引き込まれたように聴き入り、
そして、
歌い終えた瞬間
会場はひときわ大きな拍手に包まれた。
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