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2010年02月09日

ICEからiceへ(今回は個人的なネタですが・・)

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ICEというアーティストをご存知だろうか?


ICEは、
ほぼすべての楽曲のプロデュース・作曲・作詞・アレンジを手がける
ギタリスト宮内和之
ヴォーカリスト国岡真由美からなる2人組。


オレが敬愛し、尊敬する、Favorite Musicianです。


そして、宮内は30年来のつきあいの友人でもあります。


その宮内
2007年12月に癌のためこの世を去りました。


それから約2年、
ICEiceとして、
新たな一歩を踏み出しました。

彼らは、昨年11月に約3年半ぶりのライブを行いました。


宮内の代役のギタリストは起用せず、
真由美さんと
長年一緒にやってきたバンドメンバー(Ds、B、Key)との4人編成で。


このカタチのICEiceと表記することにしたそうです。


昨年11月に引き続き、2回目のライブを見てきました。


確かに、彼のいないICE
物理的には、ギターが抜けたので、
その分の音は減っているのは当然なんだけど、

それ以上に

Grooveはまったく別物でした。


同じ曲を、
同じドラマー、同じベーシスト(2人とも超一流)が
演奏しているのだけけど、
まったく別物なのです。

以前レコーディングに関する質問をしたときに、
彼が言った言葉を思い出しました。

「ICEのレコーディングでは、
ドラマーはクリックはほとんど聴かずに、
ギタートラックのモニターをあげるようリクエストしてくるんだよね」

なるほどね。

ICEのGrooveは宮内のギターそのもの

だったということを
あらためて思い知らされました。


そのギターを失った今、
ICEGroove別物になるのは当たり前で。


でも、それは新しい一歩でもあると考えます。


オレの中でも、

ん〜、何ていうか、

リセット(?)ができた気がしています。
別物として、
ポジティブに受け入れる踏ん切り(?)がついたというか。。

音楽は試行錯誤を繰り返し、
その中から一筋の光を見つけ、
それを信じて、前に進んでいくものだと思っています。


宮内の遺した音楽を継承しながらも、
新しいiceが、前に進めていってくれると期待しています。


そして、これからも応援してしていきたいと思います。


kei.s

2010年02月03日

近藤房之助 The D-toolsライブでした

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今回も本当にエキサイティングなステージでした。


房之助さんのライブはナメちゃん加入後、
何度も見に来ているので、
演奏した曲のほとんどは聴いたことがあったのですが、


本当に新鮮で、決して飽きさせず、
強く惹きつけるパワー、魅力がありました。


それは、
彼らの演奏には、

”バンドとしての一体感”

”即興的な緊張感”

強力に共存しているからこそ、
たとえ、セットリストが同じようであっても
毎回オーディエンスを強く惹きつけるのだと、
あらためて感じました。


特にSaxの梅津和時さんは、
房之助さんの歌だけでなく、
息づかいまでも意識しているかのような、
絶妙のタイミングでフレーズを繰り出してきました。
それが、バンド全体にテンションを加えていると感じました。


ナメちゃんも、
完全にバンドの要になっていて、
見るたびに存在感が増していると感じました。


刺激になりますな。

kei.s


ブルースアレイの出演者看板の写真に写り込んでる
この怪しい男は・・・・


オオッ!

ウシじゃねぇーか!

久しぶりのSUBLOG登場。