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2007年11月28日

Newアルバム 制作レポ#2〜リズム録り無事終了〜

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日曜日は吉祥寺のGOK SOUNDにて、
4曲リズム録りをやりま した。
今回はDs、Bass、Guitar、Keyboardに仮歌を一発録りしました。

フトシは、
いつもの”赤いFenderストラト”、”ゴールドのレスポール”に加え、
仕上がったばかりの”オリジナルのサンバーストのストラト”の3本のギターを持ち込み。

アオちゃんは、
前回同様GOK所有の”Hamond”を使用。
モチロン、”レズリースピーカー”との最強の組み合わせ。

ナメちゃんも、
機材をたくさん持ち込み、
曲ごとに、スネア、シンバル、ハイハットを
こまめに入れ替えていました。

で、オレは、
今回はいつもの”Fenderジャズベース”に加え、
最近入手した”Fenderプレシジョンベース”の2本を使用しました。

13:00からセッティング、サウンドチェックを始め、
エンジニアの近藤氏と録り方などを確認。

1曲目は、
既にライブなどでも何度か演奏している”na na na”
1テイク録ったところで、
コントロールルームでチェック。
気になる部分をメンバーで確認し、もう2-3テイク録ってOK。

2曲目は、
これも9月のライブで初披露した”power to the people”
こちらも2-3回でOKテイクが録れました。

3曲目は、
Jazzyな雰囲気のハネものナンバー
”beautiful lair” (未発表)。
ナメちゃん、このテの曲では
ホントにサイコーのGrooveを出してくれます!
で、一発OKか!
と、思いきや。
ナメちゃんから
「ちょっと、もう1テイク、サビのアプローチを変えて録りたいんだけど」
とのリクエスト。
で、もう1トライ。
こちらも非常にGoodで、
結局どっちのテイクを採用するかは、
スタジオでは決められませんでした。
まぁ、OKテイクが2つあるってのは、
うれしい悩みだけどね。

3曲終わったところで、食事休憩。

そして、この日最後の曲は”never say good-bye”
この曲も、他の曲同様クリックに合わせて何テイクか録りました。
モチロン悪くはないのだけど。。
何かシックリこない。。。
そんな中、
唯一客観的に聴ける立場のエンジニア近藤氏から、
「クリックなしで、もう1テイクやってみない?」との提案。
そして、そのテイクのプレイバックを聴いてみると、
「そうだよ、この曲はこうあるべきなんだよ!」って感じで、
本来のこの曲の良さが戻ってきました!
もう1テイクやってホント良かったっす。

ということで、4曲を無事録り終え、
機材を片付け、スタジオを出たときには
すでに23時をまわってました。

レコーディングの一つ目の大きな山は乗り越えました。
が、レコーディングの険しく(?)、楽しい道は
まだまだ続くのでした。

またレポートします。

kei.s

2007年11月12日

“クリック”とのお付き合い

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Newアルバムのレコーディングもスタートを切り、
2週間後には、
生演奏のリズム録りを行います。
レコーディングの前半のヤマ場といったところでしょうか。

今回のリズム録りでは、
4リズム(drums、bass、guitar、organ or piano)
+仮歌を録ります。


で、
昨日は、
レコーディング前最後のリハ。


色々検討した結果、
今回のレコーディングでは
滑ちゃん(drums)とオレ(bass)が、
“クリック”*を聞きながら演奏することに。
*テンポキープのガイド用のメトロノームみないなもの

“クリック“にキッチリ合わせることにだけ
気をとられると、
活きたグルーブのある演奏にはならないっすよね。
これが。。。

試行錯誤の末、
なんとなく、
少し分かった気がします。
「“クリック”とのお付き合い」の仕方っつーのが。

曲によって、
また、曲中の構成によって、
“クリック”と合ってなくても良いんですっ!


イヤ・・・
本当はダメかもしれない・・・
まぁ、オレたち的にはOKってことで!


“クリック”というのは、
例えるなら、“伴走者”みたいなもので、
ある曲では、いつも真横を走っているんだけど、
別の曲では、いつもオレたちより、数歩前を走っている。

また、ある曲では、
最初は真横にいたのに、
サビや曲の後半では、オレたちが先行して走っている。

みたいな。

(分かったかな・・・?)


まぁ、
こんな感じで、
(どんな感じじゃぁ?・・・)
リズム録り、ビシっとキメてきます!

kei.s