mf247.jpというサイトに今回subwaysの2枚目のアルバムのテーマ曲でもある「evrybody」という曲をアップしました。(下記参照ください)
http://www.mf247.jp/view/index.php?module=msc&msc_id=0042485003ぜひダウンロードしてください。
この曲への思いとかメッセージなんだけど、英語でいうところの「everybody」っておいらにとってはすごい重いんだ。
日本も最近は異国の人たちが沢山いるけど、おいらの居たニューヨークはまさに人種の坩堝!白や黒はもちろん黄色に緑に赤にとまさに色とりどり、さすがに緑はいねぇか。
で、そんな色や歴史等々をいろんな形で背負って今を生きてる人たちみんなってことなんだな。床屋はギリシャ人、クリーニング屋はアルメニア人、デリバリーの人はメキシカンにタイワニーズだったりでさ、でも共存してる。
そうやってうまくやってるんだ、人は一人じゃ生きていけないから。うまくやってるんだよ、ホントに。どんなに嫌いな国のやつでも隣に住んでれば塩も借りにいくんだよ。「遠くの親戚よりも近くの〜」だよ。そのうちお互いの気心は知れてくるんだ。友達にもなれる。だってそうでしょ、生まれたばかりの赤ちゃんはさ、知らない訳なんだから、この国はあの国に恨みを持ってるとかひどい事されたとか、誰かが教えなきゃ。で、それは教育じゃなくて結構意図的で先入観バリバリ入ってるんじゃないかな。もちろん事実を教えてそれを自分の中に取り入れなくちゃいけない。そういういろんな情報を自分って言うミキサーにかけてジュースをつくってこんなん出来ましたってやるわけだから。
この曲の中で「911 never forget, still wanna see again oh, no !!」って歌詞がでてくるんだけど、これはワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだ事件のことなんだけどね。ある意味アメリカにとっては最も恐れていたことで、だってアメリカは内地で戦うことを知らないから。(あの事件で亡くなった方々[both side]のご冥福をお祈りいたします。)
ただ、おいらが毎回思うことは悲劇は片側だけを批判できないって事。加害者にも被害者にも家族があって、きっと家を出てくるときは同じ事を言うと思うんだよね。戦争だってそうじゃない、「父さんは帰ってくるよ」って子供に言ってると思う。それでこの引き金を引けば家に帰れるってお互いに思ってるはずなんだよね。そんな事を思わせてる国や世の中ってどうなの。
憤りを感じて、ホントt情けなくなってくるよ。でもあまりにも文句を言う相手が大きすぎて怯んでしまいがちだけど、あきらめちゃだめなんだ。個人レベルでもいいと思う、じゃあ今のおいらたちに出来ることはなんなんだろうって思うことが大切。そんで、それを少しずつでいい、表現していけば。
今日、20代半ばの人と話す機会があったんだけど、その人曰く「私アメリカにすごい憧れてるからこそ、日本のことをもっと知りたいって思ってるんだ!」、「それには私たちは経験者から聞くことがあって、まずは戦争を体験してる人たちにあって真実を知り、それを後世に伝える役目もしたいっ!」だって。
素晴らしいっ!!
この「everybody」って曲をライブでやるときにみんなジャンプするんだけど、あの瞬間おいらはすごい幸せだな。いろんなことがあるけどその瞬間はみんな一つなんだ。みんなが繋がって、それでいて一人ひとりが自由な瞬間だから。こんな時間が世界中で、人種を超えて出来ればいいんでしょ!!
だってeverybody(みんな)の笑顔はいつでも最高だぜっ!!
peace!!